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中東11年ドバイ在住パパ社長のブログ
ドバイでの会社設立・ビザ取得

ドバイだけじゃない。アブダビで起業するという選択肢

「UAEで起業=ドバイ」というイメージを持っている方は多いのではないでしょうか。実は僕自身も、2017年にアブダビで支店設立とJV事業を経験しています。ドバイとはまた違った良さがある場所です。

今日は、UAEの首都であるアブダビでの起業について、あまり知られていない選択肢も含めてお伝えします。

アブダビってどんな場所?

アブダビはUAEの首都であり、政府機関や大手エネルギー企業が集まる、いわば”UAEの中心地”です。ドバイが商業・観光の街だとすれば、アブダビは政府系プロジェクトや大企業との取引に強みがある街、というイメージが近いかもしれません。

「政府向けの仕事をしたい」「大手企業と取引したい」という方には、アブダビを拠点にする意味は十分にあります。

アブダビには実は4つの選択肢がある

意外と知られていないのですが、アブダビには複数の会社設立の選択肢があります。

① メインランド(ADCCI管轄)

アブダビ商工会議所の管轄下で登録する、いわゆる一般的な現地法人です。UAE国内で自由に商売ができます。

② ADGM(アブダビ・グローバル・マーケット)

金融特区として知られ、英国のコモンローに基づいた独自の法体系を持っています。ドバイでいうDIFCに近い存在です。金融・フィンテック系のビジネスであれば、ここが選択肢に入ってきます。

③ Masdar City(マスダール・シティ)

再生可能エネルギー・サステナビリティに特化したフリーゾーン。環境関連のビジネスであれば相性が良い場所です。

④ KIZAD(ハリーファ産業ゾーン)

製造業・物流に特化した産業エリア。工場や倉庫が必要な事業であれば、ここが向いています。

「なんとなくドバイ」ではなく、自分の事業内容によっては、アブダビの方が理にかなっているケースは意外と多いのです。

ドバイと比べてどう違う?

大まかな違いのイメージとしては、

  • ドバイ:商業・観光・国際貿易に強い。会社の選択肢も多く、スピード感がある
  • アブダビ:政府案件・大企業取引・金融(ADGM)・製造(KIZAD)に強い

もちろん、業種によってはどちらでも問題なく事業ができます。「取引相手が政府系や大手企業中心になりそうか」「金融や製造といった専門性の高い分野か」という点が、判断材料の一つになります。

手続きの流れは基本同じ

会社設立の大きな流れ自体は、ドバイもアブダビも大きくは変わりません。

  1. 事業内容・拠点構造の選定
  2. 必要書類の準備(親会社がある場合は認証手続きも)
  3. ライセンス申請(ADDED・ADGM・各フリーゾーンいずれか)
  4. ビザ申請・銀行口座の手続き
  5. 各種コンプライアンス対応(VAT・法人税・UBO登録など)

セットアップにかかる期間は、選ぶ構造によって数週間程度が目安になります。
ちなみに、「ドバイとアブダビ、どちらが安いですか」というご質問もよくいただきますが、費用の差だけで選ぶと、あとで取引先の属性や事業の広がり方と合わずに困ることがあります。
将来どんなクライアントと、どんな商流で仕事をしていきたいかを聞いた上で場所を決める方が、結果的に近道になることがほとんどです。

さいごに

「ドバイでうまくいかなかったから諦める」のではなく、「実はアブダビの方が合っていた」というケースも実際にあります。事業内容によって選択肢を広げてみる価値は十分にあると思います。

ご自身の事業がドバイ向きかアブダビ向きか迷ったら、LINEで気軽に聞いてください。

ちなみに私自身は、こうした個人向けの発信とは別に、東証プライム上場企業の中東進出まで支援する会社(Biz Easy FZCO)の代表もしています。
個人経営者、個人事業主の方も、大手企業と同じ品質でサポートしますので、安心してご相談ください。

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