こんにちは。ドバイパパ社長の外村です。今回はドバイの仮想通貨界隈の状況の生の状況をまとめてあげたいと思います。
- ドバイで仮想通貨取引所を開設できるの?どこでできるの?
- 仮想通貨の現金化と税金は?
- 個人でどこまでできる?
- 仮想通貨・ブロックチェーン関連のビジネスを法人でやるには?
- 法人でやった場合の会計はどうなる?
- どういう人がドバイに来たほうがいいの?
などなどの疑問にお答えします。
通常のビジネスの設立でも現地でのビジネス規制の情報を入手するのはなかなか骨がおれるのですが、ましてや新しい分野となると、実情が見えてこない部分があります。現地でみている生の声を整理したいと思っております。
仮想通貨関連ビジネスを法人でやりたい人を始め、自分でビジネスで稼ぎながら仮想通貨のトレーディングなどを行っている人をサポートをしてきた経験からの、取って置きの情報を出そうと思います。ビザサポートした方には、取引所の口座開設のサポートをしてますので、Lineからお気軽にお問い合わせ下さい。
仮想通貨というと悪いイメージを持つ人も多いですが、ブロックチェーン技術には現地企業かなり注目がされており、IT企業もこういった技術に関わりたいと思っている企業が増えてきている印象を受けます。ドバイではかなり注目がされており、法規制も進んでいると思っていただいていいと思います。また、治安が良いドバイですので、投資家のかたも、安心して生活できるメリットがありますね。
ドバイ・湾岸諸国の取引所と現金化
もともと金融都市として発展したドバイ・バーレーンに取引所が多い印象です。ドバイは現在、バーレーンも以前住んでいたので、バーレーンの国としての頑張りにはぜひ今後も応援していって行きたいと思っております。
私の知っている限りで、6取引所があります。私が開設しているのは上記2つになります。
Bit Oasis
Bit Oasisは2015年に設立されたUAEドバイのDubai Silicon Oasisというフリーゾーンに拠点をおく、中東最大の仮想通貨取引所です。通貨数はBTC, ETHを始め、ADA, SOL, XPR, ALGO, LINK, UNI, AAVE, ENJ, SUSHI, DOGE,DOT, ATOMなどの多数のコインを取り扱っており、よそを惹きつけない強さですね。フィアットもAED,SARが持てます。
Rain
Rainはバーレーンのマナーマに設立された、バーレーンの仮想通貨取引所です。まだ、通過取扱数は少ないものの、Tierの条件などはBit Oasisを超えるものがあり、現金化のスピードなどが特徴的です。
Coin Mena
CoinMENAはバーレーンのマナーマに設立された仮想通貨取引所です。サービス提供国は、サウジアラビア、クウェート、オマーン、UAEとなっております。現在の取引通貨は13通貨となっております。
MidChains
MidChainsはUAEアブダビのADGMに拠点を置く仮想通貨取引所です。2019年に設立したばっかりで、まだ取り扱い通貨は4通貨と少ないですが、今後の発展に期待がもてる取引所になるかもしれません。乞うご期待ですね。
Matrix
Matrix ExchangeはUAEアブダビのADGMに拠点を置く仮想通貨取引所です。こちらも2018年に設立した取引所で、まだ取り扱い通貨は4通貨と少ないですが、今後の発展に期待がもてる取引所になるかもしれません。乞うご期待ですね。
私の持っている口座
先程も言いましたが、私が持っている口座は以下です。選んだ理由ですが、1つだと心もとないということを仮想通貨投資家のかたに教えてもらったからです。
- Bit Oasis
- Rain
私はBit OasisをTier 3を取得しております。現金化できる金額としては、150,000AEDです。ここはどうやらKYC書類で金額がかわるようですが、現在上限200,000AED取得できるように交渉中です。
Online money transfer up to 150,000.00 AED per week
Credit / debit card up to 150,000.00 AED per week
Lean up to 150,000.00 AED per week
もう一つ持っているのがReinになります。現状こちらはTier 2で3,700,000AED引き出せます。この金額桁違いですね。
Your current weekly limits are:
Deposit Limit: 1,100,000 AED
Withdrawal Limit: 3,700,000 AED
Card Buying Limit: 38,000 AED
但し、私の場合は、基本的にはホールド前提ですので、トレーディングはあまりしておりませんが、現金化のところでいうと、Binanceで取得したBTCをBit Oasis, Rainに入れ、ウォレットの受け皿として使用し、UAEの銀行口座Emirates NBDの個人口座に入金を何度かしました。
現金化に関して、現状インカムゲインやキャピタルゲインなどの個人の所得に関する税金制度はありません。
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個人での取引での実情
どこまでが合法で、どこまでが違法なのでしょうか?
私は弁護士ではないので法的にオープンに言えないため、ご興味あるかたは個別にお問い合わせ下さい。罰金が用意されているのは事実ですが、グレーゾーンなケースが多い印象でしょうか。但し、基本的にビジネスとして行う場合、個人事業含めてきちんとライセンスを取得することが求められています。
法人として取得できる仮想通貨関連ビジネス
ドバイは第二のクリプトバレーを目指し、また、BinanceとMOU結ぶなど、仮想通貨・ブロックチェーンビジネスに、ものすごく力を入れています。
現状クリプト関連ビジネスライセンスが取得できるのは、
- DMCC
- DAFZA
- DWTC
但し仮想通貨関連のビジネスには、UAEのSEC(証券取引所)の許認可が必要で、規定も厳しく、まだ実際に運用が回っているのはDMCCのみになります。
“暗号商品の取引”
“ブロックチェーンのデータベース管理システムや付帯サービス”
“NFTの売買プラットフォームの提供”
“メタバースサービスプロバイダー”
簡単に言うと、仮想通貨売買、NFT売買、dAppsの開発等は可能と思っていただいてOKです。ただ、ガチでビジネスする人限定と言う形になるかと思います。
DWTCとDAFZAには2022年1月に再度聞き込みを行いましたが、まだアクティビティーについてはオープンになっていません。
また現状NFTの売買は認められておりますが、細かな規定はあるので、関連するかたは個別にお問い合わせ下さい。
法人での会計はどうなるのか?
ここは皆さん興味がある分野かと思いますが、現状確認中です。お急ぎの場合は、個別にお問い合わせ下さい。
気になるポイントは以下ですかね。
- 仮想通貨売買における税務は?
- 法定通貨換算はいつ行うのか?
- インボイスがどうなるのか?
このあたりは新しい分野でなかなか正しい回答にたどり着くのに苦労しますね。
ドバイに今すぐ来たほうがいい人
長々とドバイの仮想通貨事情について記載しましたが、日本の税制に比べかなり優遇されているのは事実です。こんな人はすぐドバイへの移住を検討ください。ドバイでの移住サポートをしっかりとさせてもらいます。
- 生きて遊んで暮らせるくらいの仮想通貨をお持ちの方。
- ステーキングプール、カストディー、マイニングをやられて一定の収益があるかた。
- 現金化すると数千万円近くもっていかれるかた。
- NFTビジネスやdAppsなどのビジネスに興味のある方。
- NFTアーティストのかた。
以下私のプロフィールを見て頂き、LINEからコンタクトお待ちしております。
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